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シンデレラ城(東京ディズニーランド) |
東京ディズニーランドの
ゲストアシスタントカードって?
東京ディズニーランドには障害者割引は
無いが、障害者をサポートしてくれる夢の
国の夢のようなカード
無いが、障害者をサポートしてくれる夢の
国の夢のようなカード
それが『ゲストアシスタントカード』
東京ディズニーランドを運営する
『オリエンタルランド』の経営理念が
全ての人に笑顔を届けるため
障害者を特別扱いしないが
全ての人に変わりないサービスを
提供するために生み出されたらしい
障害者手帳を入り口付近にある
ゲストハウス・インフォーメーションで
障害者手帳を提示すると受け取れる
「ゲストアシスタントカード」
このゲストアシスタントカードと
ファストパスの上手な組み合わせで
あのディズニーランドを待ち時間無し
で楽しめる夢のようなカードがあるらし
いと、出生届と同時に市役所に申請した
子供の障害者手帳を手にし「自分の子
が障害者か…。」と落ち込んでいた時
障害者手帳で出来る事を楽しんだ方が
良いよと知人からアドバイスを受けた。
じゃあ落ち込んでないで楽しい夢の国
を障害者手帳で楽しもう
そんな思いで初めて障害者手帳を手に
出掛けた夢の国「ディズニーランド」
東京ディズニーランドのキャストの最初
の言葉に腹を立てていた自分がいまし
た。
「車イスのご利用はございますか?」
というマニュアル通りの言葉に対して、
(私の子供は難聴なんだぞ、子供の耳
についた補聴器がこの人には見えない
のか?難聴の子供に車イスは関係ない
だろう?)
自分は先天性難聴の障害者の子供を
抱えて大変なんだぞという上から目線
であった自分がいたような気がします。
ここまでお読み頂いた方には障害者の
親はなんて心の狭い人なんだと思われ
た人もいると思います。
ここからは、そんな自分勝手な思考から
あの東京ディズニーランドですら、楽しめ
なかった私の体験から、どう前向きに生
きるようになったかを書かせて頂きます。
ゲストアシスタントカードを手にする事で、
東京ディズニーランドを楽しめると思って
いましたが、実際は全然楽しめませんで
した。
「ゲストアシスタントカード」を提示する
たびに、私の子供は障害者なんだとい
う暗い気持ちになり、このゲストアシス
タントカードは残酷なアイテムなんだろう
と思っていました。
キャストの方にカードを提示するたびに
「車イスのご利用はございますか?」
「うちの子は難聴なので」と答えると
「スピーカーに近い席にご案内します」
その席に案内されながら感じたのは
ゲストアシスタントカードを利用する優越
感ではなく、障害者と言う劣等感とも思え
る複雑な気持ちでした。
行列に並ぶ人達の偏見に満ちた視線も
もっともっと気になりました
難聴を気にして下を向いて歩き…
このままでは前に進めない
今では周囲の人の気持ちがより深く
難聴を気にして下を向いて歩き…
後ろ向きな事ばかり考え…
周囲の優しさにも気付けず…
周囲を批判するばかりで…
ネガティブ思考に陥っていました
でもそうやって落ち込んで暗い気持ち
になり、子供の聴覚障害の事ばかり
考え考え続け
でもそうやって落ち込んで暗い気持ち
になり、子供の聴覚障害の事ばかり
考え考え続け
このままでは前に進めない
前に向かって人生を進めなければと
そう気づいた時
『車イスの利用の有無』を尋ねられたのも
相手の優しさだったんだ…
『何かお手伝いする事があれば
お声をおかけください』と言うのも
自分で何とか前向きに生きようとしている人に
必要以上の手助けは逆に傷つく事に気付いた
障害者手帳を手にすることで
障害者のレッテルを貼られ
周囲の人が何でも手助けしてくれる
ゲストアシスタントカードを手にすることで
障害者として特別扱いをされ
東京ディズニーランドのキャストが
自分たちに何でもしてくれる
自分たちに何でもしてくれる
そう思っていたのは間違いだった…
障害者手帳を手にする事でそれを利用して
ただ楽をして生きていくためのものでなく
周囲の方へ手助けをより分かりやすく
お知らせするためのもので
あの夢の国「東京ディズニーランド」
でさえ楽しめない時期があり、落ち込み
悩み苦しんだおかげで
ただ楽をして生きていくためのものでなく
周囲の方へ手助けをより分かりやすく
お知らせするためのもので
あの夢の国「東京ディズニーランド」
でさえ楽しめない時期があり、落ち込み
悩み苦しんだおかげで
今では周囲の人の気持ちがより深く
理解出来るようになった気がします
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